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★学長だより★ 第59号 2019.11.29
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《目次》
[1]平成30年度業務実績の評価結果について
[2]経済経営学類4年 公認会計士現役合格の快挙
[3]書籍『2040年 大学よ甦れ -カギは自律的改革と創造的連携にある-』の頒布
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[1]平成30年度業務実績の評価結果について
「平成30年度業務実績の評価結果」が11月25日(月)に届き
としては、地域との共同による農学群食農学類の教育研究活動の支
震災復興の経験を活かした大学独自のカリキュラムの設定など、法
に沿って計画的に取り組んでいると評価されています。
また、全体評価の中で、「戦略性が高く意欲的な目標・計画」の取
ついて、①福島イノベーション・コースト構想促進事業に採択され
「食と農の特性」の明確化と地域・食育振興に関する取組、②「ふ
の理念を継承した全学横断のアクティブ・ラーニング型教育プログ
特修プログラム」の開発、③交換留学生に対して震災後の福島県の
「Fukushima Ambassadors ProgramⅡ」の開講などが評価されました。
項目別評価としては、①業務運営の改善及び効率化、②財務内容の
③自己点検・評価及び情報提供、④その他の業務運営の4項目すべ
(それぞれ6段階の評価の上から3番目)をいただきました。
第3期は4年目及び6年目終了時に評価を受ける方式に変わりまし
懸案事項である大学院収容定員充足率90%未満問題については、
の研究科も定員確保が極めて厳しい状況です。引き続き、各研究科
入学者の確保にご尽力いただきたく、改めてお願いします。
[2]経済経営学類4年 公認会計士現役合格の快挙
「学長だより第54号」でご紹介した「日商簿記検定1級」を全国
栗山達也さん(経済経営学類4年)が今回、難関の公認会計士試験
ました。
11月26日に合格報告に、「高橋会計志塾」長の高橋先生(本学
一緒に、学長室にお越しいただきました。栗山さんは、経済経営学
から、公認会計士の勉強を始めたそうです。高校生時代に日商簿記
持っていたので、大学時代に日商簿記1級をとることと同時並行で
勉強を始めたとのことです。
経済経営学類棟1階に、公認会計士や税理士等の資格試験をめざす
のスタディースペースがあり、栗山さんもそこで約3年間勉学に励
で公認会計士に現役合格しました。今回も1万人強が1次試験(短
1次試験を突破した約3,700人が2次試験(論文式)に挑み、
そうです。福島大学での現役合格者の記録なく、初めてかもしれま
に合格するためには5,000時間の勉強時間が必要であると言わ
栗山さんも1日10時間の勉強を続けたそうです。それを継続する
敬服いたします。
来年4月から、仙台市の監査法人に就職も決まり、3年間の実務経
・公認会計士になられる予定です。心より合格をお喜び申し上げま
[3]書籍『2040年 大学よ甦れ -カギは自律的改革と創造的連携にある-』の頒布
「学長だより第45号」で高等教育論に関する注目の本『検証 国立大学法人化と
大学の責任』のご紹介をしましたが、この度、その続編の本『20
-カギは自律的改革と創造的連携にある-』(全219頁)(東信
が刊行されました。著者のお一人である経営協議会委員・田原博人
宇都宮大学学長)のご厚意で定価(税込)2,640円のところ、
ることになりました。なお、田原先生から、前回もそうでしたが、
本学に寄附したいとの申し出をいただいております。
購入を希望される方は、学長室の朝倉さんまでご連絡ください。
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*「学長だより」へのご意見は学長室までお願いいたします。
*No.60は12月下旬に配信の予定です。
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