会員の皆さま、きびたき会HPで母校の近況を定期的にお知らせいたします。
学長メールマガジン
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★学長だより★ 第55号 2019.7.31
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《目次》
[1]令和元年度 福島大学研究・地域連携成果報告会(南相馬市7月6日)
[2]大熊町で牛を生かして農地の再生をめざす女性と「ふくしま
[3]今年も「わらじ祭り」参加します(8月2日)
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[1]令和元年度 福島大学研究・地域連携成果報告会(南相馬市7月6日)
さる7月6日(土)に、南相馬市では初の福島大学研究・地域連携
が開催され、南相馬市長、市議会議員、商工会をはじめ地元関係者
(本学スタッフを除き)の参加があり、会場は満席となりました。
同報告会においては、公益財団法人福島イノベーション・コースト
理事長の斉藤保様(株式会社IHI代表取締役会長)から「福島イ
コースト構想について」というテーマで基調講演があり、そのあと
教員、すなわち高橋隆行共生システム理工学類教授(「foRプロ
環境調査用水中ロボット開発」)、吉田樹経済経営学類准教授(「
ティサービスへの期待と福島での挑戦」)、新田洋司食農学類教授
・福島県産米の品質と食味」)、前川直哉教育推進機構特任准教授
南相馬市に学ぶ:6年目を迎えた『むらの大学』」)の成果報告が
報告会終了後の「情報交換会」にも、南相馬市副市長をはじめ、地
に多数参加いただき、約60名での盛大な交流の場となりました。
ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
[2]大熊町で11頭の牛を生かして農地の再生をめざす女性と「
7月14日(日)午前10時15分からNHK総合テレビで「“1
~福島 大熊発の挑戦~」という番組が放映されました。その番組では、福
第一原発事故後の2013年に東京から福島に移住し、特別の許可
の帰還困難区域の中で事故時に逃れた牛11頭を生かして、荒れた
に再生させる活動をしている一人の女性・谷咲月さんと彼女の活動
全国から大熊町に通い活動を支援する人たちの姿を1年にわたって
でした。
東京でOLをしていて農作業の経験が全くない谷さんの活動は、草
水田2枚での放牧から始まり、現在では東京ドーム1.5倍の7ヘ
広がっています。帰還困難区域内で、そのような活動をすることに
な意見があるようですが、「土地を草刈りしてきれいにしておきた
は誰もの願いだと思う」という谷さんの一言が心に残りました。
福島大学応援大使の加藤博敏さん((株)ピーエイ社長、本学経済
が塾長をされている「ふくしま復興塾」は、東日本大震災・福島第
に開塾し、現在第7期生塾生を募集中です。この「ふくしま復興塾
期あたりまでは、本学うつくしまふくしま未来支援センター(FU
が置かれていました。実は、上記の谷咲月さんは、第5期塾生(2
「もーもーガーデン事業化 ~もー達がMOWする保全空間~」というプロジェクト
発表で第5期の「ふくしま復興塾グランプリ」を受賞されています
「日本復興の光大賞19」(第5回エルトゥールル号からの恩返し
受賞されています。
「ふくしま復興塾」は、「逆境の福島再生を担う新しいリーダーを
ために開塾されたもので、約6ヶ月間、月に1,2回のペースで塾
第6期までに延べ89名の塾生を輩出しており、その中には、本学
います。今回の第7期は、福島県起業意識向上事業としても位置づ
現役大学生にも参加が呼びかけられています。出願受付が2019
までで、先日、福島大学生への案内がありました。皆様の周りで興
学生がいれば、ご紹介いただければ幸いです。お問合せは、学長室
いたします。
[3]今年も「わらじ祭り」に参加します(8月2日)
来たる8月2日(金)と3日(土)に福島わらじ祭りが開催され、
のわらじ踊りに、福島大学チームが参加します。今回で4回目の参
一昨年からは福島大学オリジナル浴衣で踊りパレードに参加してい
海外からの留学生17名と教職員68名の総勢85名で参加します
第1部グループで18時05分~18時45分の踊りで、駅前13
沿道からの声援を宜しくお願いいたします。
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福島大学 総務課 校友会・基金支援室
TEL 024-503-4991(内線2227)
Email f-family@adb.fukushima-u.ac.jp
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